味噌汁にはわかめ、その新たなる理由

沖縄県の味噌汁

2020年09月15日 10時51分

沖縄県で食堂に入ると必ず目に付くのが「味噌汁」または「味噌汁定食」です。 食堂ばかりか小洒落た喫茶店でさえも見かけるとも言われています。 そのほとんどは、具だくさんの沖縄風味噌汁にご飯がセットされたものです。 それも大盛りなので、定食として十分な量なのです。 何も知らずにおかずを別に頼むと、後悔することになります。 おかずが別に付いているお店だってあるのです。 なお、普通の定食にセットされる味噌汁でしたら、普通の味噌汁ですのでそのような心配は無用です。

それは大きな椀に入れられて出てきます。 中の具材は、豚肉、ランチョンミート、ソーセージ、豆腐、いろいろな野菜、鶏卵などです。 ご飯はどんぶり飯です。

特徴はこれだけではありません。 豚肉の脂だけでも十分なようですが、味噌汁にさらに油が入っているのです。 沖縄県人は昔から、濃い味が好きなのです。 もしも肉が入ってなければ、わざわざラードやマーガリンを加えるのだそうです。 何でもこの油があるせいで、野菜が柔らかくよりとろけるようにもなるそうです。

他に有名な味噌汁に、魚汁があります。魚が尾頭付きか大きめのぶつ切りで入っています。 また、イナムドゥチと言う豚肉を白味噌で仕立てた味噌汁もあります。